★東京金の週足では、2月20日週高値を起点として4月12日週高値と結んだトレンドライン(R1)がレジスタンスとして意識され下落基調が進んでいる。
SMAでは、13週SMA(赤線)が下向きとなってきており、26週SMA(青線)とデッドクロスする可能性が高まっている。ただ、52週SMA(緑線)の4,484円がサポートとして意識され一旦下げ止まっている。下抜けすると200週SMA(紫線)4,450円もサポートラインとして意識されやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎぎ毛過熱感が出ているものの、%D:11.19%がSlow%D:19.44%を下抜けしており両線とも下向きを継続している。
まとめると、反転の兆しは見えず下落基調は継続しているものの、52週SMAと200週SMAがサポートラインとなり反転する可能性があることから売りポジションは『継続』ながら『新規の売りは様子見』としたい。ただし、52週SMAと200週SMAを下抜けするようなら、サポートラインとならず改めて投資判断は『売り』となる。投資判断の変更シナリオは、52週SMAまたは200週SMAがサポートとなり、R1を上抜けするようならトレンドが反転した可能性が高まり投資判断も買いに変わる。
18年8月17日週安値4,112円と19年2月22日週高値4,789円を結んだフィボナッチ・リトレースメントでは50.0%押し4,451円、61.8%押し4,371円、76.4%押し4,272円が下値目処となりやすい。
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