FITS エコノミックレポート

東京金の日足では200日SMAと260日SMAに注目!

 

★東京金の日足のトレンドラインでは、2月20日の直近高値から翌21日の高値を結んだトレンドライン(R1)を3月14日に上抜けしたものの、2月20日高値と3月20日高値を結んだトレンドライン(R2)がレジスタンスとなり上抜け出来ずに一旦下押しとなった。しかし、R1が下値支持ラインとなり再びR2を上抜けしたものの、2月20日高値と4月11日高値を結んだトレンドライン(R3)がレジスタントる一方で、R2がサポートラインとなり下落基調が継続している。一旦反転してもR3を上抜けするまでは短期的な戻り売りで対応したい。

4月17日に75日SMA(緑線)を下抜けしたものの、100日SMA(黒線)でもみ合いとなったものの、5月7日に75日SMAがレジスタンスとなると下落基調が強まった。5日(赤線)がわずかに下向きとなってきているほか、10日SMA(黄線)25日SMA(青線)が下向きとなっている。また、ロウソク足が5日SMAや10日SMAの下に位置していることから短中期的には下落基調が継続している。下値では260日SMA(茶線)4,493円や200日SMA(紫線)が視界に入ってきた。サポートラインとして意識されるのか、下抜けするのかが焦点となる。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎ域から%D:33.27、Slow%D:31.52と%DがSlow%Dを上抜け両線とも緩やかに戻り基調となっている。ただ、モメンタム系オシレーターのため、明確な下落トレンド発生時には、ダマシとなりやすいので注意が必要となる。

 

結論的には、東京金の日足では上げ下げを繰り返しながらもトレンド的には下落基調が続いている。そのため、戻り売り目線が継続される。ただ、下値では260日SMAや200日SMAが位置していることから、サポートとなり反転するかを確認する必要があり、ここからは様子見スタンスとなる。直近の戻り目処は、10日SMAの4,539円や5日SMAの4,543円となる。5日SMAと10日SMAを上抜けできると下落基調となっている25日SMAがレジスタンスとして意識される。

下落基調が続くようなら本日は260日SMAと200日SMA注目したい。

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