★東京金の一目均衡表日足では、雲の下限4,610円を上抜けしたものの、4月11日高値4,662円や雲の上限の4,670円がレジスタンスとして意識され上ヒゲ陰線となっている。ここまで順調に上昇してきたことから、上値が重くなると一旦利益確定売りが入りやすい。しかし、雲の下限を下抜けるようなら、上値の重さが意識される。
転換線9日(赤線)と相場の方向性を示す基準線がほぼ同値で上向きとなっていることから、上昇トレンドが継続していると判断される。また、52期間の高低の中心値となる先行スパン2の当日線(灰線)を上抜けしてきたことから、強い上昇トレンドを維持している。
26期間遅行する遅行線(緑線)はロウソク足を上抜ける『好転』となったが、雲の下限と基準線がレジスタントして意識されている。また、26期間先の先行スパン1が上向きとなっており、このまま上昇が続くようなら先行スパン2を上抜け上昇基調が明確になる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:79.51%がSlow%D:66.04を上抜けかい離幅を広げながら過熱感なく上向きを維持している。
まとめると、上昇の勢いが早かったことから、利益確定売りなどから一旦上値が重くなっているものの、投資判断は『買い』または『継続』を維持している。4月11日の直近高値や雲の上限を上抜けすると上値切上げとなり、さらに上値追いとなる可能性が高まる。その際は5月29日安値4,487円と先行スパン2の4,586円の倍返しの4,685円や2月20日の年初来高値4,789円が上値目標値となる。一方で、投資判断の変更サインとしては、雲の下限を下抜けると雲の上限がレジスタンスとして意識されたことや、天井圏に現れる上ヒゲ小陰線として意識され天井打ちの反転地合いとなる。その際は、転換線や基準線までの下落が下値目処となりやすい。さらに下抜けすると直近高値を上抜け出来なかったこともあり、5月29日安値4,487円を下抜けするような下落基調となりやすい。
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