FITS エコノミックレポート

東京金の中期トレンド分析!

 

★東京金の中期トレンドを示す週足では、よく見るとダブルトップの予想となっている。ネックラインは10月4日安値5,071円となっており、夜間取引での安値5,071円と一致している。そのため、ダブルトップ崩れは回避された。

移動平均線では、ロウソク足は13週MA(赤線)を下抜け、わずかに下向きとなってきたことから、下押しバイアスがかかってきた。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、価格はもみ合いながらも上昇していたにも関わらず、%DとSlow%Dは低下基調となるダイバージェンスとなっており、下落の前兆となっている。

昨年11月23日週から翌年2月22日週には、ストキャスティクスが高値圏から横ばいになった。そこから下落するまでに13期間かかっている。今回も高値圏から横ばいになった位置から13期間以降陰線となり下落基調を示している。

まとめると、13MAを下抜けストキャスティクスでも下落基調となっており、時間的サイクルでも下落調整いやすい時間帯となっている。ただ、ダブルトップネックラインを維持していることから、反転の可能性も残っている。そのため、ネックラインの5,071円を下抜けるかを確認したい。

下抜けした場合は、ダブルトップの高値とネックラインの値幅に対しての倍返しとなる4,838円が大きな節目となる。移動平均線では、26週MA(青線)5,012円や52週MA(緑線)4,787円がある。心理的な節目とすれば5,000円となる。

下値節目までの時間は、2月22日週から5月31日週で13期間となった。今回も13期間前後が節目となる可能性ある。3週目の調整となっていることから、10週前後の調整が必要となる可能性がある。

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