★東京金のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)日足では、±3σが拡張するエクスパンションが継続しているため、騰勢が強いことを示している。騰勢の勢いが鈍化してくると、マイナス3σが横ばいから内側に入ってくる。そのため、それまでは上向きバイアスが強い。
また、終値の比較ではなく、当日の高値安値が前日の高値安値に比べてどちらが大きいかと言うことを基準に相場の強弱を判断するのがDMIである。価格が上昇トレンドの場合は、前日の安値を当日の安値が更新することが多いことなどによりトレンドが変化することを利用したオシレータである。要するに相場の上昇と下降をそれぞれ指数かし、トレンドの強弱を計算し、これをグラフ化したものである。
DMI(パラメータ:14)では、6月3日に+DI(赤線)が-DI(青線)を上抜けしたことで上昇基調に入った。また、+DIは上昇基調と維持している一方で、-DIが下落基調となっていることから、上昇トレンドが継続している。さらに、トレンドの総合的な強さを測定するADX(緑線)が緩やかに上昇していることで、強い上昇トレンドが継続していることを示している。
現状金の上昇トレンドは継続していることになる。そのため、ボリンジャーバンドのマイナス3σが横ばいから内側に入るような動きになること。さらに、DMIの+DIが下落基調となり-DIが上昇してADXが低下傾向になるような動きが出るまでは上昇基調が継続するので注意が必要となる。上記のような動きとなった際は、トレンドの転換になった可能性が高く、初めて売り目線になる。ただし、急騰した相場はダブルトップのようなフォーメーションを形成しやすいので、一押し場面では注意が必要となる。
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