★東京白金の日足では、3月14日に260日SMA(茶線)がレジスタンスとなり押し戻される展開となり、100日SMA(黒線)まで下落する展開となっていた。しばらくもみ合いが続くと思われたが、一気に260日SMAを上抜けしてきたことから、再び強い相場となってきている。
5日SMA(赤線)がサポートとなり上向きを維持していることから、短期的には上昇基調を維持している。5日SAMを下抜けするような場面が見えたら上昇の勢いも鈍化する。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は%K:42.86、%D:37.70と過熱感なく両線とも緩やかに上昇基調にある。
260日SMAのレジスタンスとを上抜けしたことで、売り方からの手仕舞い買いが入りやすい状況となっている。次の上値の目処は3月8日高値3,127円となる。
日本時間21日午前3時にFOMCの声明発表、経済予測が公表されるが、金利見通しが引き下げられる可能性が指摘されている。前回12月の会合では2019年2回の利上げを予想していた。今回1回あるいは0に引き下げられる可能性もある。また、FRBは1月FOMCの声明で、景気次第で、次回の鼓動が『利上げ』『利下げ』にもなり得るとの方針を表明している。3時30分からのパウエル米FRB議長の記者会見でも、先行き微妙な利下げ示唆ならドルが売られやすい。ただ、市場では今回の会合でハト派寄りの結果となることを織り込みながら動いていることから、『材料出尽くし』の反応となる可能性もあるので警戒が必要である。
ドル売り・米長期金利低下なら、白金は買われやすい展開となるが、一方で、円高進行次第では東京白金の上値を抑えられる可能性も残る。
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