★東京白金の一目均衡表日足では、雲の上限を上抜けしたものの上値が重くなりもみ合う展開となっている。ただ、雲の上限である3,025円がサポートラインとなり、下値も限定的となっている。
転換線9日(赤線)は基準線(青線)を上抜け上向きを維持していることから、上昇基調は継続しているが、相場の方向性を示す基準線が横向きになっており、上向きになるまでしばらくもみ合い相場となる可能性がある。
26期間遅行する遅行線(緑線)は雲の上限がレジスタントなっているものの、現状の価格が維持されると、先々雲の上限が低下していることから時間の経過とともに雲の上限を上抜け出来る。26期間先の先行スパンでは、先行スパン1が先行スパン2を上抜け、先行スパン1が上向きとなっていることから、上昇基調は継続している。ただ、先行スパン2が横ばいとなっており、上昇の勢いは一旦後退している。
RSI(パラメータ:14、30、70)は、上昇基調を継続している。ただ、7月25日にRSIの高値を付けたものの、価格は高値を超えたがRSIは上値を切り下げるダイバージェンスとなっており、下落の前兆になる可能性もあるので注意が必要となる。
まとめると、現状は雲の上限がサポートラインとなり短期的には上昇基調を維持しているものの、上昇の勢いは鈍化傾向となってきた。RSIでも、にわかにダイバージェンスを起こしている。そのため、ここからの買いは慎重に見ていく必要がありそうだ。雲の上限を下抜け、転換線の3,008円を下抜けするようなら、一旦反落リスクが高まる。8月13日前後から雲の上限が下落傾向になることにも注意が必要となる。ただ、短期的には上昇基調を維持していることから、現状から売っていくのは時期尚早となる。投資判断では『買い』または『保有』が継続しているが、相場の変化を注意深く見ていく状況ということになる。
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