FITS エコノミックレポート

東京白金は戻り基調だが上値を抑える抵抗帯!

 

★東京金の日足では、6月18日安値2,774円を起点として、6月27日安値2,799円を結んだトレンドライン(S1)を維持していることで上昇基調継続している。

ロウソク足は5日SMA(赤線)2,894円10日SMA(黄線)2,888円を上抜けしており、5日SMAが10日SMAをゴールデンクロスしてきていることから、短期的にも上昇基調は維持している。ただ、上値には260日SMA(茶線)2,949円200日SMA(紫線)2,956円75日SAM(緑線)2,969円100日SMA(黒線)2,974円が上値を抑えており、かなり強めの抵抗帯となっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、6月3日以降%DとSlow%Dは下値・上値を切り上げながら戻り基調は継続している。%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きとなっていることから、目先は上昇基調が継続している。

まとめると、投資判断は『様子見』となる。緩やかに戻り基調は継続しているものの、7月2日と同様に上値にあるSMAがレジスタンスとなり上抜け出来ないでいる。上値の重さが意識されると、一旦下落調整する可能性もある。その際は、5日SMAや10日SMAがサポートラインとして意識される。また、25日SMAやS1もサポートして意識される。一方で、7月2日高値2,960円を上抜け、各SMAを上抜け出来ると4月23日高値3,289円と6月3日安値2,770円を結んだ半値戻し3,025円、フィビナッチ・リトレースメントの61.8%戻し3,085円が視界に入ってくる。下値を切り上げながらの上昇となっていることから、抵抗帯を上抜け出来ると4月23日高値3,279円までの戻りとなる可能性もある。

 

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