★トレンドラインでは、2月15日安値を起点として3月11日安値を結んだトレンドライン(S1)を5月8日に下抜けると下落基調が加速した。4月23日の高値を起点として5月7日高値を結んだトレンドライン(R1)や同起点から5月15日高値を結んだトレンドライン(R2)を上抜けることなく下落基調が継続しており、下げ止まる気配がなく売り継続となっている。
SMAでは、5日SMA(赤線)がレジスタンスとして意識され上抜け出来ずに下落基調が強まっている。また、10日SMA(黄線)や25日SMA(青線)も下向きとなっていることから、短中期的には下落基調が継続している。また、200日SMA(紫線)がレジスタンスとならず下抜けしたことから、下押しバイアスが強まる可能性もある。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:3.83、Slow%D:5.57とかなり過熱感が出ているものの、下落基調が継続しており持ち直しの兆候は出ていない。今回の下落では、4月9日高値を4月23日高値が上回ったが、ストキャスティクスは上値を切り下げるダイバージェンス後の下落となった。また、モメンタム系オシレーターは、明確にトレンドが発生している時は、まったく機能しなくなる。そのため、ストキャスティクスに従ってトレードすると大きな損失を招くことが多い。
まとめると、現在明確な下落トレンドが継続していることから、売り継続と戻り売りでの対応となる。12月から2月下旬まで続いたボックス相場の上限を下抜けしたことから、下値模索の様相となっている。下値目処とすればレンジ下限となる2,775円前後までこれと言った下目節目がない。ただ、昨年12月7-11日に一旦下げ止まったことから2820円台で下げ止まるが注目点となる。一方戻り上値では、5日SMAの2,946円や200日SMAの2,962円近辺となる。ロウソク足と5日SMAのかい離幅が大きいことから、下げの勢いが強い。落ちるナイフになっていることから、5日SMAを上抜けするなど、戻り基調が出てくるまでは買い方は注意が必要となる。
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