★東京白金の日足では、各SMAを下抜けしたことから、一転してレジスタンスとして意識され上値の重い展開となりそうだ。
また、5日SMA(赤線)が10日SMA(黄線)を下抜けデッドクロスしたことで、短期的には下押しバイアスが強まっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることから、下落基調となっている。
一方で、6月18日安値を起点として7月8日安値を結ぶトレンドラインでは、昨日一旦下抜けしたものの、再びトレンドラインの上方に回復していることから上昇基調が継続していると判断できる。
まとめると、各SMAを下抜けして5日SMAが下向きとなっているほか、ストキャスティクスも%DとSlow%Dも下向きとなっていることで下落の兆しが出ている。しかし、トレンドライン(S1)を回復したことで、明確な下落トレンドにはなっていない。そのため、S1を再び下抜けするような動きになるまでは上昇基調は継続しており、投資判断は見極めるまでは『様子見』となる。ただ、各SMAがレジスタンスとして意識されやく上値も重そうだ。
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