★東京白金の日足では、4月23日の直近高値と5月7日の高値を結んだトレンドライン(R1)を下回っており、トレンドラインからは下落基調が継続している。
ただ、75日SMA(緑線)3,008円や260日SMA(茶線)3,007円がサポートとなり、一旦下げ止まっている。一旦5日SAM(赤線)3,029円を上抜けしたものの、レジスタンスとして意識され結局下押しする展開となっている。
出来高では5月10日がピークとなり、出来高は減少傾向にあることから、反発するにはパワー不足となっており、買い方が増加してこないと上値追いは難しい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:10.24、Slow%D:8.96とかなり売られ過ぎ過熱感はあるものの、下落トレンドが続いていることから、底這いする可能性もあり、トレンド発生時はモメンタム系のオシレーターに頼ると大きな損失につながることから注意が必要となる。
現状は一旦下げ止まっているものの、出来高が減少傾向にあることから反発には至りにくい状況である。そのため、上値の重さに75日SMAと260日SMAを下抜けすると100日SMA(黒線)2,969円や200日SMA(紫線)2,962円が視界に入ってくる。
一方、ダブルトップからの下落となっていることで、4月23日高値と4月17日ネックラインとの差額124円をネックラインからの下落幅に当てはめると3,031円となる。このライン近辺で相場の節目となりやすいことから、3,031円を上抜けしてくるかも重要なポイントとなる。
そのため、現状は今後の行方を注視しながら、様子見姿勢となる。
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