★石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する『OPECプラス』は6日に会合を開き、現行水準での協調減産を7月末まで延長することで合意した。5月、6月に割り当て量よりも多く原油を生産したナイジェリアとイラクなどに対しては、7月-9月にその分を含めた減産を求める。OPEプラスは4月、5-6月の減産量を日量970万バレル、その後、7-12月は同770万バレルにすることで合意していた。
東京原油の協調減産の延長を好感され戻り基調が継続した。一時3万円台を回復して30,150円まで上値を伸ばしたが、大台達成感による利食い売りに押される展開となっている。
要するに100日SMA(黒線)がレジスタンスとして意識されたことになる。ただ、上向きの5日SMA(赤線)の27,978円や10日SMA(黄線)の26,852円がサポートラインとして意識される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、買われ過ぎから%Dが下向きになってきていることで、戻り基調の勢いが鈍化していることを示している。
100日SMAまで戻り基調が続いたが、一旦の達成感から利食いなど調整局面となっている。100日SMAを上抜けするようなら、200日SMAの位置している34,092円近辺まで戻り期待が高まる。一方で、下押し調整するようなら、5日SMAや10日SMA、75日(緑線)がサポートとして意識される。さらに、上向きとなっている。25日SMAが遅行して上昇してきていることから、強いサポートラインとして意識されやすい。
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