FITS エコノミックレポート

★東京ガソリンの日足では、5日SMA（赤線）53,444円や10日SMA（黄線）53,863円を上抜け、5日SMAも上向きとなってきたことから、一番底を確認し始めている。ただ、相場はV字回復以外は2番底や3番底からの反転となりやすい。そのため、戻りの節目を探ることになる。

10月4日高値73,970円と11月30日安値51,040円をフィボナッチ･リトレースメントと白銀比率で結ぶ。直近の節目となるのは、23.6％戻り56,451円となる。次の節目では白銀比率29.8％戻りの57,873円と25日SMA（青線）58,033円が節目となりやすい。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、％K：20.23、％D：14.71と％Kが％Dを上抜けしてきたことから、戻り基調を示している。

ただ、ロウソク足は下値を切り上げているものの迷い『十字線』となっており、戻りの勢いは強くはない。昨日11月26日に空け窓を埋めたことから、達成感から勢いがなくなっている可能性があり、再び勢いを増すダマシとなる可能性もあるので注意が必要となる。