FITS エコノミックレポート

東京ガソリンの中期トレンドは下落基調!

 

★東京ガソリンの中期トレンドを示す週足では、18年12月28日週安値43,000円と3月29日週安値54,820円結んだトレンドライン(S1)を19年5月10日週に下抜けしたことでトレンドの反転を確認した。19年4月26日週高値と5月10日週高値を結んだトレンドライン(R1)を下抜けしていることから、下落基調が継続している。

一目均衡表では、転換線9(赤線)を下抜けたものの横ばいとなっている。ただ、前週の安値52,810円を下抜けると再び下落基調になる。相場の方向性を示す基準線(青線)の51,660円も横ばいとなっており、サポートとして意識される。そのため、26期間先行する先行スパン1と先行スパン2も横ばいで推移している。26期間遅行する遅行スパン(緑線)はロウソク足がレジスタンスとして上抜け出来ない状態となっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線ともかい離幅を広げながら下向きとなっていることから、下押しバイアスが強いことを示している。

 

まとめると、下落基調が継続しており投資判断は『売り』または『持続』となる。下値では、基準線と12月28日週安値43,000円と4月26日週高値60,290円の50%押しとなる51,660円となる。下抜けすると61.8%押しの49,616円や76.4%押しの47,088円も視界に入る。リスクシナリオとしては、今週一目均衡表の雲のネジレがあり相場の節目に当たることから反転する可能性も残る。そのため、前週の大陰線の高低の中心値55,270円を上抜けするかが注目される。また、転換線や52期間の中心値となる先行スパン2の当日線(灰線)を上抜けしてくると再び上昇基調継続となり、雲の上抜けが意識される。

値幅観測論からの計算値では、V計算値:25,680円、N計算値:29,350円、E計算値:12,030円、NT計算値:46,670円となる。

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