★ポンド/円の日足では、18年9月以降150円台目前まで上昇しても上抜け出来ずにいる。3月1日も148.57円まで上昇したが、上値が重くなり下落基調となっている。
昨年9月以降はこのような動きが繰り返されている。
ここで気が付くのは、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)との相性である。
9月のケースの場合は、もみ合い相場が続いていたがストキャスティクスは買われ過ぎから下落基調になり25日SMA(青線)を下抜けると下落基調が強まった。
11月の場合は、260日SMA(茶線)を上抜けしたにも関わらず、『十字線』が出た後260日SMA、200日SMA(紫線)を下抜け25日SMAを下抜けると一転レジスタンスとなり下落基調となった。この時も、ストキャスティクスが買われ過ぎまで上昇後下落基調となった。
今年1月の場合は、100日SMA(黒線)がレジスタンスとなり、じり安となったが、25日SMAがサポートとなり下げ止まった。この時も、ストキャスティクスが買われ過ぎから下落基調となっている。
今回もストキャスティクスが買われ過ぎまで上昇下後に下落基調となっており、ポンド/円とストキャスティクスとの相性は良い。
現在は5日SMA(赤線)と260日SMAがレジスタンスとなり上値を抑えている一方で、25日SMA、100日SMA、200日SMAがサポートとなり下値を抑えている。また、1月4日安値と2月15日安値を結んだトレンドラインの上方に位置していることから、上昇基調は残っている。
今までの経験則からすると、25日SMAとトレンドラインを下抜けすると本格的な下落基調となりやすい。それまでは、もみ合い相場となりやすい。
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