★日経225の中期トレンドを示す一目均衡表の週足では、先週から上値の重さが意識されている。これは雲の下限22,398円がレジスタンスとして意識されており上値の重石となっている。
相場の方向性を示す基準線(青線)は下落基調から横ばいになってきたことことで、下落の勢いは鈍化傾向にあると見られる。転換線9週(赤線)が基準線を上抜ける『好転』となっていることから、基準線が横ばいから上向きになると新たな上昇相場の展開になりやすい。
26期間遅行する遅行線(緑線)はロウソク足を上抜け出来るかの節目にある。
雲の厚みが薄いことから、買い方のシコリが少なく買い材料が出てくると雲の抵抗を上抜けしやすい。6月7日週には雲のネジレがあり、反転や加速など相場の節目となりすい。
ただ、直近の安値週となった。12月28日週から今週は基本数値の17週目となり大底から立ち直る第一波動と今週は重要なポイントとなる週となる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%D:91.36、%SD%:90.69とかなり過熱感が出てきている。ただし、トレンド発生時には、下落調整が押し目買いのダマシが出やすいので注意。
今後の注目点は、雲の下限を上抜けできるのか、それとも上値の重さに耐え切れず下落調整となるかが焦点となる。時間的には一旦の下落調整が入っても不思議ではなさそうだ。
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