★日経225の中期トレンドを示す週足では、今週200週SMA(紫線)を上抜けすると加速的に上昇基調を強め26週SMA(青線)の21,474円、と52週SMA(緑線)21,627円を上抜ける展開となっている。
相場の勢いを示すストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、過熱感なく%DとSlow%Dは上向きを維持しており、相場の勢いは上向きとなっている。
ただ、気になるところでは、フォーメーション的には『上昇ウエッジ』の様相となっており、最終的には出口は下向きとなりやすいパターンである。
また、25日SMAとのかい離率では+7.60%となっており、一般的には+5.0%のかい離率で買われ過ぎのシグナルとして意識される。要するに25日SMAに対して上昇のスピードが速いことから、調整的な下落となっても不思議ではないと言える。
まとめると、週足による中期トレンドでは、節目となる200週SMAを上抜けたことで、売り方からの買い戻しも誘発して上昇の勢いが強いことを示している。そのため、短期的には相場への過熱感が出ている。ただし、中期トレンドは上昇トレンドとなっているため、押し目買い目線となる。今後の注目点は、26週SMAと52週SMAを来週以降維持出来るかが焦点となる。再び下抜けするようなら、短期的な調整局面を迎えやすく、両SMAが一旦のレジスタンスとして意識されやすくなる。
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