FITS エコノミックレポート

★日経225の日足では、8月20日安値26,954.81円がサポートとして意識される展開が昨日から続いている。

ただ、5日SMA（赤線）は下向きになり、10日SMA（黄線）をわずかに下抜けるデッドクロスしてきた。そのため、短期的には下落基調が強まってきている。

また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）も、％D：71.90％が下向きになってきており、Slow％D：72.47％を下抜ける展開になっている。そのため、徐々に下押しバイアスが強まりやすい。

下押しバイアスが強いなか、心理的節目となる2,7000円や8月20日安値26,954.81円では押し目買いも入り、下げ止まる展開が昨日から続いており相場の節目になっている。

下放れするようなら、1月27日安値26,044.52円が意識される展開になる。また、大幅調整となると、1月27日安値から反発して2月10日の戻り高値27,880.70円の値幅1,836.18円を1月27日安値から差し引いた24,208.34円も下値目処として意識される。

一方上値目処では、5日SMAの27,329円や10日SMAの27,319円が意識される。さらに、下向きの25日SAMの27,510円も上値目処として意識される。