FITS エコノミックレポート

日経225は雲の上限を一気に上抜け!

 

★日経225の一目均衡表日足では、雲の下限と52期間の高低の中心値である先行スパン2(灰線:当日線)がサポートして意識されていた半面、雲の上限基準線(青線)がレジスタントして意識されていた。

本日これらのレジスタンスを一気に上抜け、転換線9日(赤線)も上抜けして終了したことから、8月30日高値23,032円が意識される。

ただ、相場の方向性を示す基準線が横向きとなっていることから上向きになるまでは、もみ合い相場の中の戻りとなりやすい。

遅行線(緑線)が26期間遅行するロウソク足を上抜け寸前まで上昇してきており、確り上抜けすると上昇基調が継続するため、明日の日経225の値動きが重要となる。再び下落調整となると、ロウソク足がレジスタンスとして意識されたことになる。

 

RSI(パラメータ:14)では、50%を上抜けしたことで、14期間の上昇変動幅が下落変動幅を超えたことから再び上昇基調となってきた。また、50%を上抜けしたことで、50%ラインがサポートとして意識されやすい。

 

週末にメジャーSQ清算値が決定することから、出来高の多かった22,750円超えを目指す展開となりやすい。

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