★日経225の日足では、6月4日安値20,290円を起点として7月18日安値20,993円を結んだトレンドライン(S1)が意識され戻り基調となった。そのため、上昇トレンドは継続している。
75日SMA(緑線)21,446円、100日SMA(黒線)21,451円、200日SMA(紫線)21,451円の鉄板と思われたサポートラインを一気に下抜けスタートしたことで、上昇基調が崩れる可能性が高まったものの、引けにかけて戻り基調となりサポートラインを回復して終了した。そのため、下値固めとなるかが注目されるが、上値では25日SMA(青線)21,569円、10日SMA(黄線)21,602円と下向きとなっている5日SMA(赤線)21,609円がレジスタンスとして意識されやすく上値の重い展開が予想される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることから、下押しバイアスが強まってきている。
まとめると、何とかトレンドラインS1を維持したことで、上昇基調は継続している。一方で、鉄板と思われたサポートラインを回復して終了したものの、寄付きでは一気に下抜けしたことで、思ったほど強いサポートとして意識されていないのかもしれない。また、戻り基調では確り上値を抑えられていることから、上値の重さも意識される。さらにストキャスティクスの%DとSlow%Dが下向きとなっていることで、下押しバイアスも強まっている。投資判断とすれば、『様子見』となる。
明日もサポートラインやトレンドラインS1を維持し、レジスタンスとなっているSMAを上抜けしてくるのか、それとも下抜けするかが焦点となる。
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