★日経225の一目均衡表の日足では、6月以降基準線(青線)と雲の上限がサポートとして意識されもみ合い相場が続いている。7月31日に大陰線の出現で雲の上限を下抜ける展開となったが、先行スパン2当日線(灰線)がサポートなり持ち直す展開となった。その後は、基準線と雲の上限がサポートとなりもみ合い相場が継続している。
逆に言えば、基準線と雲の上限を下抜けるともみ合い相場に変化出たことになり、下落調整的な動きになりやすいことになる。
現状では、転換線(赤線)が下向きになりレジスタンスして意識されていたものの、引けにかけて上回って終了した。そのため、転換線の23,470円を明日も維持出来るかがポイントとなる。また、本日基準線を一旦下抜けしたものの、雲の上限もサポートとして意識され下ヒゲで持ち直し陽性引けとなった。
先行スパン2当日線も雲の上限近辺まで上昇してきたことから、今後サポートとして意識される。
26期間遅行する遅行線(緑線)はロウソク足がサポートとなり、ロウソク足の上方をジグザクにもみ合いながら進行している。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることで、下押しバイアスが強まっていることを示している。
まとめると、オシレータは下押しを示しているが、基準線や雲の上限の上方で推移していることから、もみ合い相場が続いていることを示している。現在はサポートに支えられ底堅い展開が続いている。そのため、売り戦略は時期尚早と言える。一方で、転換線が下向きで、相場の方向性を示す基準線が横ばいとなっていることから、上値追いに転換する兆しも出ていない。
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