★日経225の一目均衡表の日足では、雲の下限がレジスタンスとして意識され上値を切り下げる展開となった。その後は、52期間の高低の中心値である先行スパン2当日線(灰線)を下抜ける展開となっている。ただ、転換線5日(茶線・オリジナル線)は上向きを維持していることから、短期的には上昇基調を維持している。このまま28日まで21日の高値を上抜け出来ないと転換線5日も下落基調となる。
26期間遅行する遅行線(緑線)はロウソク足がレジスタントとして上値を抑える展開となっている。
転換線9の21,211円や6月4日安値を起点とする6月18日安値のトレンドライン(S1)を下抜けしてきていることから、上昇トレンドから反転する可能性がある。そのため、明日の動向が注視される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:84.09、Slow%D:85.32とやや過熱感が出ており、何時下落調整しても不思議ではない状況となっている。
明日も下落するようなら、下落基調となりやすい。その際は、基準線の20,0893円が下値目処として意識される。一方上値では、先行スパン2の21,326円や雲の下限が意識される。そのため、明日の動向は重要ポイントとなる。
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