FITS エコノミックレポート

日経225はサポートラインで下げ止まる!

 

★日経225の日足では、21年9月14日の高値30,795.78円を起点として21年11月16日の高値29,960.93円を結んだトレンドライン(R1)と21年8月20日の安値26,954.81円と21年10月6日の安値27,293.62円を結んだトレンドライン(S1)は三角持ち合いの様相となっている。

22年1月5日には三角持ち合い上限上抜けトライしたが失敗したことで、一転して先週末は下限下抜けトライとなった。一旦はS1を下抜けしたものの、下ヒゲを残してS1を回復して終了した。

短基線から長期線のSMAが28,000円台半ばに集中してきていることから、上下に大きく振れやすい地合いとなっている。現状は各SMAの下方に位置していることから、下放れしやすいので注意が必要である。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きになっていることこで、下押しバイアスが強まっているこを示している。

 

21年12月1日から4営業日S1をがサポートとして意識された後、反転する動きになった。今回も週初S1近辺でもみ合いとなった後反転するのか、それともS1を下抜け下値模索の動きになるのかが注目点となる。

先週末のNY市場はNYダウが201ドル下落する一方で、S%P500指数とナスダック総合指数はわずかに上昇するなど、まちまちの動きになった。本日は、米国市場がキング牧師誕生記念日で株式と債券市場が休場となる。取引量が減少することから、とっとした悪材料の浮上で投機的な動きが出やすいことには留意が必要である。

 

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