FITS エコノミックレポート

日経225はじわりと13週SMA下抜けに注意!

 

★日経225の中期トレンドを示す週足では、じわりと13週SMA(赤線)の29,301.29円を下抜けしてきた。20年5月15日週に明確に13週SMAを上抜けしてから、サポートとして意識され上昇基調が続いた。そのため、13週SMAを維持出来るかが重要なポイントになる。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も%DがSlow%Dを下抜け下向きになってきていることから、下押しバイアスが強まってきている。

ただ、13週SMAを下抜けしても、直ぐにトレンド展開と見るのは時期尚早となる。

20年3月20日週の安値16,358.19円を起点として20年10月30日週の安値22,948.47円を結んだトレンドライン(S1)を維持しているうちは上昇トレンドは維持される。このS1に重なっている26週SMA(青線)の27,897.49円が重要なポイントになっている。

13週を一時的に下抜けしても早々に持ち直すなら、上昇トレンドは継続していることになる。また、13週SMAを下抜けしても、S1や26週SMAがサポートとして意識され下げ止まる展開になるようなら、やはり上昇トレンドは継続する。一方で、S1と26週SMAを明確に下抜けするようなら、トレンド転換した可能性が高まり、下値模索の展開になりやすい。下値目処は52週SMA(緑線)の25,144.77円が意識される。

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