★2015年1月以降のWTI原油価格(赤線)と日経225(青線)の週足を見る。100%連動しているわけではないが、WTI原油価格が上昇すると日経225も上昇しやすく、一方WTI原油価格が下落すると、日経225が下落しやすいことがわかる。
このところのWTI原油価格の上昇に伴って、日経225も上昇している。
これは日経225の売買シェアで70%以上が外国人投資家であり、なお且つ75%超が欧州からの売買である。
要するに日本株の売買はオイルマネーが相当量入っていることが推測される。
そのため、原油価格が下落すると資金繰りから日本株を売る一方で、原油価格が上昇してくると日経225の売り圧力が低下し、余裕があれば買ってくるからに他ならない。
ただ、原油価格が急騰すると、インフレ懸念から世界的に利上げの動きが強まり、株式市場には悪材料となりやすい。そのため、ほどほどの原油高が日本株を支えることになる。
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