FITS エコノミックレポート

日経225の超長期トレンドは上昇基調を維持!

 

★日経225の超長期トレンドを示す年足では、ダブルボトムネックラインの2007年高値18,261.98円を上抜ける上昇基調となっている。そして、2009年の7,054.98円が大底となり徐々に上値・下値を切り上げながら上昇基調が継続している。

2021年も始値の27,258.38円から陽線となっているものの、上ヒゲ小陽線となっていることで上値の重さがやや意識されている。

単純移動平均線(SMA)では、短期線から長期線の順番に上から並んでいるほか、全SMAが緩やかに上向きになっていることから、典型的な上昇基調が継続していることを示している。

また、昨年新型コロナウイルスのパンデミックによるショック的な急落時では、15年SMA(茶線)がサポートとして意識され下げ止まる展開になった。

出来高では、2013年がピークとなりその後は減少傾向が続いた。しかし、昨年出来高は一旦持ち直す出来高となった。ただ、今年は昨年を下回る出来高となっており、再び出来高減少傾向となるかが注視される。出来高が減少傾向になるということは、人気が離散していることになり買いが入り難くなっていることを示しており下落基調に転換しやすいため重要なポイントになる。

 

日経225の超長期トレンドでは上昇基調が継続している。しかし、出来高が再び減少傾向になっていることもあり、上ヒゲロウソク足となっており上値の重さも意識されてきている。ただ、現在のところは、短期下落調整場面があれば押し目買い狙い目線での対応となる。

 

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