FITS エコノミックレポート

日経225の日足ではレンジ相場上抜け出来るか!

 

★日経225の日足では、概ね20.900-22,000円のレンジ相場の様相となっている。徐々に各移動平均線(SMA)の間隔が縮小してきていることから、一度上下に振れると大きな動きになりやすい。

上値に200日SMA(紫線)21,922円260日SMA(茶線)21,960円が位置しており、強いレジスタンスとして意識されやすく、上値を抜くには大きな買い材料が必要となる。一方で、下値では21,000円前後の75日SMA(緑線)近辺が強いサポートとして意識されている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Kが%Dを上抜けしてきており、戻り基調を示している。

レンジ上限近くまで上昇していることから、利益確定売りを吸収できるだけの買いが出てくるかが焦点となりそう。英FT紙が『米中閣僚協議で最終合意が近い』と報じていることや、中国の経済指標が改善方向にあることが相場の下支えとなっている。実際に米中間で合意されると、出遅れている日本株にも買いが入りやすくレンジ上限上抜けとなる可能性が高い。ただ、2万3000円台も非常に上値が重く、好材料や円安進行など日本株買い材料が必要となる。

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