★日経225の日足では、9日ぶりに下落調整となったが、上向きの5日SMA(緑線)の25,200円がサポートとなり下支えした。
ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)では、プラス2σを下抜けしたものの、5日SMAに支えられる展開となっている。
マイナス3σが外側に拡張しているうちは騰勢が強いことから、現時点では調整的な下落であって上向きのモメンタムは継続している。
26期間先の雲は先行スパン1が先行スパン2の上に位置して、両線とも上昇基調が継続している。このことも騰勢の強いことを示している。
一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:93.23、Slow%D:93.46とかなり買われ過ぎ過熱感が出ている。しかし、上昇トレンドが発生しているうちは、高水準で横ばいとなり貼り付くダマシとなりやすい。そのため、過熱感だけでの売りは注意が必要となる。
まとめると、本日は調整的な下落となったが、騰勢は継続されておりトレンド反転の兆しは出ていない状態である。
週明けに5日SMAを下抜けするかが最大の注目点となる。そして、マイナス3σが横ばいになってくるようなら、一旦の反落の兆しが出てきたことになりやすい。さらにそのような動きになると、ストキャスティクスでも下向きとなり反落のシグナルとなりやすい。
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