FITS エコノミックレポート

日経平均VIが低位安定なら日経225も底堅い展開!

 

★日経平均VIとは、市場が期待する日経平均株価の将来1ヵ月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値で、株式収益率の標準偏差のようにパーセント単位で表示される。算出方法は、大阪取引所に上昇している日経平均先物および日経平均オプションの価格をもとに算出する。直近二限月のオプションのうち、直近限月の先物価格を基準としてOTM(アウト・オブ・ザ・マネー)となる行使価格のオプション価格を使って、それぞれの限月のボラティリティを求め、満期が30日になるように線形補間を行う。

 

日経平均VI(青線)は、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックにより上昇基調が強まり3月16日には60.67%まで上昇した。日経平均VIが上昇する一方で、日経225(赤線)は下落基調を強め3月19日には16,552円まで下落する展開となった。

ただ、日経VIは徐々に低下傾向となり直近では19%台での値動きとなっている。日経VIが低下する一方で、日経225はじり高が継続している展開になっている。

今後も日経VIが低位で推移するようなら、日経225も底堅い展開となりやすい。

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