★日米金利差だけが変動要因ではないが、日米金利差が拡大すれば円安になりやすく、日米金利差が縮小すれば円高になりやすい。そのため、日米金利差のトレンドがドル/円相場(黒線)の動向を予測するには参考になる。日米2年債金利差(赤線)と日米10年債金利差(青線)が急速に縮小してきている。
日米金利差は4月12日から22日にかけて高値もみ合いとなった後、日米金利差が縮小傾向となりドル/円は遅行して円高基調が強まった。
今回は日米金利差の縮小が先行したことになる。
その後は、日米金利差は上げ下げを繰り返しながら上値・下値を切り下げながら日米金利差は縮小していたが、5月29日以降は一気に縮小幅が進むとドル/円も一気に円高が進行する展開となった。
円安回帰には、再び日米金利差の拡大がポイントとなる。このまま、日米金利差が縮小傾向を強めると円高基調も加速しかねない。
そのため、日米金利差縮小が止まるまでは、円売り・ドル買いはリスクが大きい。まずは日米金利差が上値・下値を切り上げるような動きをするまでは、『順張りの円買い』か、『様子見』した方が良さそうだ。
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