★日米金利差だけがドル/円相場の変動要因ではないが、それでも日米金利差が拡大すると円安になりやすく、日米金利差が縮小すると円高になりやすい。
そのため、日米2年債金利差(赤線)と日米10年債金利差(青線)を確認してみると、日米金利差の縮小が止まり若干拡大傾向となっている。その動きに伴ってドル/円相場も一旦円高基調が止まり、やや円安基調となってきている。
ただ、今年に入ってから、日米金利差はもみ合い後に縮小する傾向が強まるパターンとなっている。このパターンが継続するのならば、今のもみ合い相場から再び縮小傾向となる可能性が高い。
日米金利差が縮小するならば、やはり円高基調となりやすい。
一方で、大底を打って日米金利差が拡大する前兆ならば、このまま円安基調が継続する可能性もある。
来週には日銀金融政策決定会合(29-30日)と米連邦公開市場委員会(FOMC、30-31日)が予定されており、日銀は現状維持が予想されている一方で、FOMCでは0.25%の利下げが予想されている。市場では織り込んでいるものの、実際に予想通りの政策が決定された時の米国債券金利の動向が重要ポイントとなる。
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