★日米2年国債金利差(青線)と日米10年債金利差(赤線)は、直近4月22日(2年債金利差:2.546%、10年債金利差:2.620%)がピークとなり、その後は金利差が縮小傾向にある。それに伴ってドル/円は上値が重くなり円高基調となってきた。
29日のNY市場では、金利がほぼ横ばいだったことから日米金利差が縮小したことで、ドル/円も下げ止まる展開となっている。
ただ、上値・下値を切り下げる展開となっており、日米金利差の縮小傾向が解消したと判断するには時期尚早となる。
1月3日にフラッシュ・クラッシュが発生し、ドル/円は失速した。その際の日米2年債金利差は2.522%、10年債金利差はは2.557%であったが、現在はそれ以上に日米金利差は縮小している。
円安回帰するには、日米金利差拡大が重要ポイントとなる。一方で、米国債金利がさらに低下するようなら、ドル/円の失速の可能性も高まるので注意が必要となる。
日米金利差拡大は、ドル/円相場で円安傾向となりやすいことから、日経平均株価の上昇を支援する材料にもなる。
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