★20年1月6日を100として9月11日までのパフォーマンスを比較する。金標準先物(緑線):121.16%、日経平均(赤線):100.43%、白金標準先物(紫線):91.54%、プラッツドバイ原油(青線):62.90%の順となっている。
圧倒的に金標準先物のパフォーマンスが良く、8月7日には一時127.90%まで上昇した。一方で、プラッツドバイ原油は年初から未だに37.10%の下落となっている。ただ、4月22日には一時37.17%と年初から約3分の1になった。
日経平均は、ほぼ年初時の価格まで戻り基調となっているが、3月19日には71.33%まで低下した。年初の価格まで約6ヵ月間かかったことになる。
白金標準先物は、91.54%まで戻してきている年初の価格までは戻りきれていない。新型コロナウイルスのパンデミックによって、多くの国では車の製造が止まってしまったことによる影響が残っていると思われる。
まとめると、有事の金買いが証明された年となっている。一方、日経平均は年初時の価格まで戻ってきているものの、株価と連動性の高いプラッツドバイ原油の戻りの鈍さが際立っている。要するに、株価は先行き景気回復期待が大きく買い戻しが続いているものの、実体経済の低迷により原油価格の上値の重さが意識されている。
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