★南アでは、米格付け会社ムーディーズの格付け発表延期を受けて、4月1日週初からランド買いでスタートした。ジャンク債への格下げを目先避けられたことが好感された。南ア財務相は『南アフリカの懸念を改善させるための猶予を与えられた』という見解を出している。また、中国経済指標の改善などもランド買い要因となっている。
南アランド/円の日足では、4月1日に大陽線となる上昇となったものの、100日SMA(黒線)と200日SMA(紫線)がレジスタンスとして意識され、なかなか上抜け出来ない状態が続いた。ただ、先週末ではじわりとレジスタンスを上抜けしてきたことから、もう一段の上昇が期待される。
5日SMA(赤線)と10日SMA(黄線)も上向きとなっており、短期的には上昇基調が継続している。
上値の目処では、2月5日に260日SMA(茶線)がレジスタンスとなり、その後下落基調となったことから、再び260日SMA8.054円が意識される。
一方下値では、75日SMA(緑線)7.882円や25日SMA(青線)7.737円がサポートとして意識される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%K:88.89、%D:79.74とやや過熱感が出始めているものの、両線と上向きを維持していることから、上向きバイアスが強い。
今後の注目点は、100日SMAと200日SMAをしっかり上抜けして、上昇基調が継続するかである。ただ、260日SMA近辺まで上昇すると、ストキャスティクスでもかなり過熱感が出ることになり、一旦の上値目処となりやすい。
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