FITS エコノミックレポート

ユーロ/円は今週末前後に相場の節目になる可能性も!

 

★ユーロ/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、バンド幅が縮小するスクイーズが進行している。バンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%B(パラメータ:21、3、5)も下落基調が継続していることから、バンド幅が縮小していることを示している。要するにもみ合い相場が継続していることから、売買が交錯しており将来上下どちらかに大きく振れるエクスパンションする可能性が高まっている。ボリンジャー%Bもかなり下降まで下落していることから、何時上下に放れても不思議ではない状態だ。

 

ボリンジャーバンドの中に一目均衡表の雲だけを表示するとより分かりやすい。現在ユーロ/円の上値は雲の下限がレジスタンスとなっている一方で、マイナス1σやマイナス2σがサポートとして意識されている。

 

これまでは、雲の下限とマイナス1σ前後で売買を繰り返せば良い簡単なレンジ相場であった。しかし、10月30日には雲のネジレがあり、反転や加速など相場の節目になりやすい。ボリンジャーバンドの幅もかなり狭まってきたことから、雲のレンジ3日前後は上下に大きく振れる可能性が高まり注意が必要となる。本日は28日なので、危険ゾーンは入ってきた。エクスパンションすると、トレンドを形成して大きな動きとなりやすいことから、流れについていくことがベストな戦略となる。

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