FITS エコノミックレポート

ポンド/円は怖いほどスクイーズ!

 

★ポンド/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、バンド幅が縮小するスクイーズとなっており、何時上下どちらかに大きく振れても不思議ではない状況となっている。

これだけスクイーズする市場も珍しく、反発力も大きくなる可能性がありそうだ。

スクイーズが長い期間続くとそれだけ売買建玉が累積することから、持ち合いが明確に放れると、大幅損失を恐れる建玉の手仕舞い売買とトレンドに乗り遅れまいとする新規建玉が加わって出来高を伴って値幅が一気に加速する可能性が高い。

上下どちらに振れるかは分からないが、手掛かりは3つある。一つ目は21日SMAの下に位置していることから下押し圧力が強い。2つ目は一目均衡表の雲の上限を上抜けしていることで上放れの可能性がある。3つ目のストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は下落基調だったものの、にわかに%DがSlow%Dを上抜けしてきている。

手掛かりからすると、エクスパンションではどちらかというと上放れる可能性が高そうだ。しかし、ここまで極端にスクイーズしていることから、下押し材料が出てくると一気に下振れする可能性もあるので下押へも警戒する必要がある。

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