FITS エコノミックレポート

ポンド/円の8月相場と現状分析!

 

★8月のポンド/円相場では、1995年以降の月足で始値と終値で勝ち(陽線・円安)、負け(陰線・円高)とした場合、8勝15敗と陰線が出やすい。また、陰線が続くことが多く、昨年は陰線だったことから今年も継続する可能性がある。平均値幅では2.84円の円高となっており、8月の始値が146.79円となっていることから、値幅では143.95円が節目となる。また、平均変動率では、上限は151.43円となり下限は142.15円が目処となる。

 

テクニカル的には、20ヵ月線(紫線)146.70円前後を挟んだ値動きとなっている。上値では12ヵ月線(赤線)149.27円120ヶ月線(緑線)149.36円がレジスタンスとして意識されている一方で、24ヵ月線(青線)145.05円がサポートとして意識される。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:42.56、%D:46.13と過熱感なく下向きを維持していることから、下落基調は継続している。

 

上値が重くなってきていることから、ポンド買いには注意が必要となる。

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