FITS エコノミックレポート

プラッツドバイ原油はエクスパンションの初動!

 

★プラッツドバイ原油のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、価格値幅が縮小よってバンド幅が縮小するスクイーズする持ち合い相場が続いていた。

しかし、先週9月3日に21日SMA(黒線)を下抜けると下落の勢いが強まり、±3σのバンド幅が外側に広がるエクスパンションとなってきた。もみ合い相場から下放れの展開を示している。

現在は一目均衡表の雲の上限がサポートラインとして意識されており、下げの勢いが鈍化している。

ただし、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、高値圏から上値を切り下げており、%DとSlow%Dがかい離幅を広げながら下向きとなっていることで、下押しの勢いは続いていることを示している。

よって、雲の上限で一旦は下げ止まる展開となっているが、下押しバイアスが強いことから、引き続き売り目線が継続する。そのため、現時点での逆張り買いは注意が必要となる。

反転の前兆とすれば、ボリンジャーバンドのプラス3σが横ばいから内側に入ってくると下落の勢いの鈍化を示し、マイナス3σも横ばいから内側に入ってくる時点で反転と判断する。また、ストキャスティクスの%DとSlow%Dがかい離幅を広げて下落しているうちは下押しバイアスが強いこを示している。そのため、低位で%Dが横ばいから上向きになることを確認したい。両条件が揃ったこを確認出来たら、反転のシグナルとなる。

 

 

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

4月 2024
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ページの先頭へ