FITS エコノミックレポート

ドル/円は1月4日安値を意識して一旦下げ止まる!

 

★ドル/円の日足では、1月3日のフラッシュクラッシュ以降の安値となる1月4日107.47円が意識され一旦下げ止まる展開となっている。

6月11日付けのシカゴIMM投機筋の対米ドルでの差引き持ち高は円ショート(円売り・ドル買い)のポジションが▼45,165枚残っている。

そのため、投機筋からのストップロスとなる円買い・ドル買いが入ると円高が加速する可能性がある。

本日は107.52円で一旦下げ止まったということは、107.50円や1月4日の安値が意識された可能性が高い。このラインを下抜けするとストップロス的な円買いが入り、円高が加速する可能性があるので警戒する必要がある。

5日SMA(赤線)108.23円10日SMA(黄線)108.32円を下抜けるデッドクロスとなっており、両線とも下向きとなっていることから短期的には下押しバイアスが強いことを示している。また、ストキャスティクス・スロー(パラメタータ:14、5、3、20、80)も、%DがSlow%Dを下抜けしてきたことから、下押しのバイアスがかかってきている。そのため、下げ止まりのサインが出るまでは、ドル買いは注意が必要となる。

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