FITS エコノミックレポート

ドル/円は近日中にレンジ相場放れか!

 

★ドル/円の一目均衡表の日足では、8月23日に雲の中に入ってから、雲の上限と下限が抵抗ラインとなり、ランダムウォークする展開となっている。レンジ的には概ね110.50-111.75円となっている。

相場の方向を示す基準線(青線)は横ばいとなっており、もみ合い相場を示している。短期的な動向を示す転換線5日(茶線:オリジナル線)転換線9日(赤線)も横ばいとなっていることで、短期的にも方向性は出ていない。ただ、ロウソク足は基準線と転換線5日、転換線9日を上抜けしていることから、上昇基調となっている。52期間の高低の中心値となる先行スパン2(灰色:当日線)111.41円がレジスタンスとなるか注目される。

 

RSI(パラメータ:14)が50%ラインを上抜けしてきていることから、過去14期間の上昇変動幅と下落変動幅で上昇変動幅が大きくなっていることを示している。上昇トレンドが継続していることを示している。ただ、気になるところではRSIが上値を切り下げる動きとなっている。

 

基本的にはレンジ上限で売り、レンジ下限を買いとなる。しかし、先の雲が徐々に薄くなってきている。そのため、雲上限を上抜けするのか、それとも雲下限を下抜けするのか近日中に答えが出そうである。また、9月19日近辺に雲のネジレがあることから、加速や反転など相場の節目となりやすい。

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