FITS エコノミックレポート

ドル/円は薄い雲からの放れに注意!

 

★ドル/円日足では、一目均衡表の薄い雲の中をランダムウォークする展開となっている。先行きは雲の上限が上方に膨らむ一方で、雲の下限はしばらく横ばいとなり106.69円がサポートラインとして意識される。

ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)は、バンド幅が縮小するスクイーズしており、上下どちらに放れても不思議ではない状態となっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Dが下向きとなりSlow%Dをわずかに下抜けてきており、円高バイアスが強まっていることを示している。

まとめると、ボリンジャーバンドでスクイーズしていることや、薄い雲の中で小幅な動きとなってきていることから、近い将来上下どちらかに放れる可能性が高まっている。

ストキャスティクスからは、下放れの可能性が高まっている。しかし、ここは山を張るよりも徐々に値動きが小さくなっていることから、雲の上下限からの放れを確認してからの順張りがリスクが小さい。4月以降1ヵ月超狭いレンジ内での動きとなっていることから、放れるとやや大きめの動きとなりやすい。

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