★ドル/円の一目均衡表の週足では、来週雲のネジレがある。雲のネジレではトレンドの反転やトレンドの加速など相場の節目になりやすい。
雲の下限を下抜け転換線5(茶線:オリジナル線)が転換線9(赤線)を下抜けて下落基調となっている。また、相場の方向性を示す基準線(青線)も下向きとなっていることで、相場は下落基調となっている。
26期間先の先行スパンも先行スパン1が先行スパン2を下抜けたことで、下落基調を示している。26期間遅延している遅行線(緑線)も雲の下限がレジスタンスとなり下押ししてから、下落基調が続いている。
1月11日週の安値107.72円を下抜けしてきたことから、さらに下押しバイアスが強まる可能性がある。1月3日のフラッシュ・クラッシュは別にして、18年3月30日週安値104.59円が下値の節目となりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%D:7.11、Slow%D:10.78とかなり売られ過ぎ過熱感は出ている。しかし、モメンタム系オシレータはトレンド発生時には、低位で底這いとなりダマシが頻発しやすい。現在明確に下落トレンドとなっていることで、売られ過ぎというだけで売ることにはリスクがある。
まとめると、中期トレンドは下落基調が継続しており、反転の兆しが全く出ていないことから、来週のネジレでは加速する可能性が高い。下値では18年3月30日週の104.59円前後が一旦の節目として意識される。一方反転した場合でも、基準線が下向きとなっていることから、基準線の位置する108.55円が戻り目処となりる。
反転狙いならば、下げ止まりを確認してからでないと、利益よりも損失リスクの方が大きくなる。短期的に戻りがあっても、トレンドは下向きとなっており、現状は戻り売り目線で見ていきたい。
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