★ドル/円は1月3日に瞬間的な暴落に見舞われたが、11月8日の3.115%がピークとなり、金利差が縮小傾向にあった。その間ドル/円はもみ合い相場ながらじわりと高値を切り下げる展開となっていた。
その間も日米長期金利差は上値を切り下げつつ縮小傾向を続けていた。
そして、12月26日以降は急速に日米金利差の縮小とともにドル/円では円高が強まる展開となっていた。
1月3日には2.554%まで縮小したところで、ドル/円の暴落的な動きとなった。
その後1月4日には日米長期金利差が再び拡大したことから、ドル/円も持ち直す展開となっている。
為替市場は色々な要因で動くことから日米長期金利差だけで判断するのはリスクはあるものの、売買時の一つの目安として日米長期金利差は確認する必要がある。
現状は日米長期金利差が拡大していることから、押し目買い目線となりそうだ。
ただ、12月期の日銀短観の大企業為替想定レートが下期109.38円、自動車業態では109.64円となっていることから、3月本決算に向けて上値では為替予約や決算に伴うレパトリが進みやすく上値の重石となりやすい。
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