★ドル/円の一目均衡表日足では、薄い雲の中で雲の上下限が抵抗体となり小幅な値動きとなっていた。しかし、明日は雲のネジレがありトレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。
問題は上下どちらに放れる可能性が高いかということになる。
上値では低下傾向にある転換線(赤線)が107.90円が真上にあり上値を抑える展開となっている。このところ107円台での上値の重さが意識されているのは、転換線が上値を抑えている可能性が高い。また、52期間の高低の中心値である先行スパン2の当日線(黒線)の107.91円や横ばいの基準線(青線)の108.20円が上値の重石として意識されている。
26期間遅行する遅行線(緑線)はロウソク足を下抜けしていることで、下押しバイアスが強まっている。
一方で、下値では5月6-7日の安値105.96円が下値目処として意識される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、低水準で%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっており、売られ過ぎ過熱感はあるものの、下押しバイアスが強いことを示している。
これらの状況からまとめると、上値では転換線が下向きとなっており、短期的には下押しバイアスが強い。ストキャスティクスでも売られ過ぎ過熱感はあるものの、両線とも下向きとなっていることから、下押しバイアスが残っている。そのため、雲のネジレでは円高基調には注意が必要となりそうだ。ただ、下押しした際も、売られ過ぎ過熱感もあることから5月6-7日の安値付近で下げ止まる展開となりやすい。
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