★ドル/円の週足では、13週SMA(赤線)、26週SMA(青線)、52週SMA(緑線)、200週SMA(紫線)が徐々にかい離幅を縮小し接近してきた。
大相場前には各SMAが集中してきて、その後上下どちらかに大きく振れることが多い。2017年9月もほぼ各SMAが交錯した後、円安基調が強まった。
現在ドル/円は、緩やかに低下基調にある200週SMAがレジスタンスとなり、上値を抑える展開となっている。一方で13週SMAは上向きとなっており、各SMAとゴールデンクロスする動きとなっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、20、80)は、%Dと%SDがかい離幅を広げながら上昇基調を維持しているが、過熱感も出てきており調整局面を迎えても不思議ではない。
また、上値を徐々に切り下げる中、下値は切り上がってきており三角持合いの様相となっていることも、近い将来上下どちらかに振れる可能性を示している。
振れると大きな動きとなりやすいので、注意が必要となる。
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