★ドル/人民元相場動向が日米株式市場に対して影響を与えている。ドル安・人民元高が進むとNYダウと日経225は上昇しやすい一方、ドル高・人民元安ではNYダウと日経225は下落しやすい。
直近でNYダウと日経225が戻り基調となったのは、9月3日から9月16日までドル安・人民元高となっていた。ただ、9月17日から9月24日まではドル高・人民元安となったことで、NYダウと日経225も上値が重くなる展開となった。
昨日はドル安・人民元高となったことで、NYダウが反発したと思われる。
中国政府もこの連動性は把握しているようで、大統領選を控えてトランプ政権への圧力として使う可能性がある。要するに人民元安を放置すれば、トランプ政権のアキレス腱である株価を下落させることが出来る。また、米国は2018年には原油生産量で世界一番となっており、株価の下落はリスク回避の原油安を招きやすい。そいう意味では、米中通商協議で米国が主導権を握っているように見えるが、実は市場動向を通して五分五分の折衝となっている可能性がある。
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