★ドルに対してユーロ(黒破線)、トルコリラ(赤線)、南アランド(青線)、メキシコペソ(緑線)の動向を分析する。
2020年1月1日以降の動きでは、ユーロ及び新興国3通貨ともに年初からドルに対して弱含みの展開が続いた。
ただ、ユーロだけが2月20日がピークとなり一旦ドルに対して強含む展開となった。しかし、3月9日以降のユーロは新興国通貨ともに上下に振れる展開が続いた。
3月中旬から5月中旬にかけて上下に振れる展開が続いていたが、それ以降はドル売りが強まる展開となった。
その中、トルコリラだけが6月から7月下旬までドルに対して横ばいとなり、それ以降は他の通貨とは違い売りに押される展開となった。しかし、11月に大幅な政策金利を引き上げたことで、ドルに対して強含みとなった。そして、他の通貨同様の動きになってきている。
ユーロは8月から9月中旬までレンジ相場となったが、南アランドとメキシコペソはドルに対して強含みで推移した。
しかし、9月下旬以降はユーロと南アランド、メキシコペソは同様の動きとなっている。
新興国通貨は、トルコリラのように国内事情や対外事情要因で変動するものもある。しかし、新興国通貨は国内事情よりも、対ドルに対してのユーロの動きに相関性が高い。
そのため、ドル/ユーロやユーロ/ドルの分析も必要となり、トレンドが発生している時は新興国通貨も同様の動きになりやすい。
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