FITS エコノミックレポート

ドル建て225週足では基準線がキーポイント!

 

★ドル建ての日経225一目均衡表の週足では、基準線(青線がレジスタンスとして意識されている。上昇基調ではサポートとして意識されたものの、一旦下抜けしたことでレジスタンスとして意識されている。そのため、外国人投資家目線から利益確定売りが出やすい状況となっている。

 

また、転換線9日(赤線)や雲の上限も抵抗帯となり微妙な綱引きとなっている。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は上値を切り下げ%K:54.86が%D:55.88を下抜けしていることから、上値の重い展開となっている。

 

先週末はNYダウ136ドル高、大証225先物も50円高と上昇して終了した。しかし、中期的には外国人投資家は利益確定売りが入りやすく上値が重くなる可能性がある。

 

先週末の米7月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったが、、夏休みで教員が減少したほか、玩具会社のトイザラスの破綻に絡み、小売の解雇が増えたことによる一時的で季節的要因が強いため、市場への影響は限定的だった。

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