★トルコリラ/円の日足では、260日SMA(茶線)まで上昇したものの、レジスタンスとして意識され上値を抑える展開になった。5日SMA(赤線)の14.81円をわずかに下抜けしてきたことで、短期的にも下押しバイアスが強まり短期的な調整下落となる可能性が出てきた。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、高水準%DがSlow%Dをわずかに下抜けしてきており、過熱感からの調整局面にある。
ただ、10日SMA(黄線)の14.64円は上向きを維持していることから、サポートして意識される。
18日(木)にトルコ中銀の金融政策決定会合が予定されており、それまでは思惑が交錯することから上下に大きく振れにくく、もみ合い相場が予想される。そのため、下押ししても10日SMAや200日SMA(紫線)の14.36円が意識される。
アーバル中銀総裁は、中銀の引き締めスタンス継続を再表明している。そのため、エルドアン大統領の圧力に屈せず、金利引き上げを継続する可能性もある。市場としても、金融性政策会合の結果を確認するまでは、今までのようにトルコリラを売り叩く動きには出にくい展開である。
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