FITS エコノミックレポート

トルコリラ/円は+1σと+2σに挟まれ戻り基調!

 

★エルドアン・トルコ大統領とトランプ米大統領の関係回復とはなっていないが、トルコが拘留している米人牧師の早期釈放期待の高まりがリラを支持している。また、一部報道によるとアリババなどの大手中国企業がトルコ企業買収に積極的であると伝わったこともトルコリラの買い材料となっている。

 

トルコリラ/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1、±2σ、±3σ)日足では、プラス2σがレジスタンスとなっている。一方で、プラス1σがサポートとなり戻り基調が継続している。バンド幅の伸縮を示現するボリンジャー%B(パラメータ:21、3、5)は、底値近辺からボリンジャー%Bがシグナルをわずかに上抜けしてきており、±3σのバンド幅が拡張してきていることを示している。そのため、緩やかながらも戻り基調が継続していることを示している。

 

また、一目均衡表の雲の下限がレジスタンスとして意識されていたが、昨日から雲の中に入り込んだ。そのため、雲の下限がサポートとして意識されやすくなる。トルコリラ/円は、6月下旬から7月にかけて雲の下限を上抜け出来ずにもみ合い後、大きな下落となった。そのため、雲の下限上抜けは大きな意味がある。

 

今後はプラス2σを上抜けするのか、それともプラス1σを下抜けするのかが注目点となる。8月30日安値と9月13日安値を結ぶトレンドラインを下抜けるまでは戻り基調が継続しやすい。

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